◆家の中にダンジョンが!!
3児の父をやっていると、家の中に突然ダンジョンが出現することがあります。
場所はリビング。
入り口はランドセル。
あるいは保育園バッグ。
それは「プリント管理」という名のダンジョン。
これがなかなか手強い。
学校や保育園、習い事教室から、いろんな紙が我が家にやってきます。
・行事予定表。
・各種提出物。
・集金袋。
・水泳カード。
・持ち物のお知らせ。
・よくわからん申込書。
「確認してください」
「記入してください」
「切り取って提出してください」
「当日持たせてください」
「なくさないでください」
多っ!!!
いや、無理ではないんですががが。
やります。
やりますとも。
でも、ちょっと待ってほしい。
我が家は3人のちびっ子たちがいる。
子どもが3人いるということは、プリントもだいたい3方向から無慈悲に飛んでくるということ。
上の子の小学校から。
真ん中の子の年長さんクラスから。
下の子(1歳半)のひよこ組から。
それぞれ別のルートから、別の締切で、別の重要度の紙がやってくる。
これはもう、家庭内ダンジョンといって差し支えないでしょう。
攻略本あったら売ってください。
◆おむつスタンプという物量クエスト
忘れちゃいけない、保育園には有名なクエストがあります。
パパママなら誰もが通る道。
そうですね、おむつ名前スタンプです。
「おむつの名前スタンプを押してください」
わかります。
名前、大事。
誰のおむつかわからなくなったら困るもんね。
「正面にお願いします」
正面。なるほど。
あの、「まえ」と書いてあるやつね。
「すべてのオムツに正確に押してください」
お、おう。
「1日5枚使います。毎日5枚必ず持ってきてください」
何枚押すねーん!!!
管理職の承認印押す枚数より多いわ!!!ぼく管理職じゃないけど!!!
それでも、夜な夜なおむつの山に向かうてるまに。
ポン。
ポン。
ポン。
ポン。
ポン。
無心でひたすらスタンプ。これはもはや精神統一の修行なのか?
ぼくはおむつスタンプ工場の所長てるまに。
今日も君のオムツに1枚ずつ心を込めてスタンプを押しているよ…..
….すみませんオムツトリップしてました。
こういう作業って、正直地味ですよね。
誰かに褒められるわけでもない。
達成感もそこまでない。
でも、やらないと翌日の保育園で先生たちや園児が困るかもしれない。
だから押します。
だから今日もぼくは、おむつに名前を刻みます。
◆水泳カードとかいうトラップ
そして夏になると現れる強敵がいます。
そうですね、水泳カードです。
これがまたルールが厳しい。
「カードを忘れたり、印又はサインが無い時は入れません」
わかる。安全管理。
子どもの体調確認は当たり前だもんね。
「日付に不備があっても入泳不可です」
なるほど。
「電話連絡も不可です」
きびしぃぃぃ!!!
もうこれはカードじゃない。通行許可証。
しかも、記入ミス一発で門前払いになるタイプのやつ。
もちろん、学校側の事情もわかります。
先生たちも、安全のためにあえて厳しくやってくれている。
そこは本当にありがたい。ありがたいんです。
でも朝のバタバタした時間に、
日付。
体温。
印。
サイン。
全部そろっているか確認するのは、なかなか緊張感がある。
忘れたら我が子が楽しみにしているプール入れないからね。
水着はあるか。帽子はあるか。タオルはあるか。
カードはあるか。
印はあるか。
日付は今日か。
ぼくの脳内チェックリストが高速回転!項目が多いZE!
そしてだいたい、こういう日に限って誰かが水筒を忘れる。
◆月間行事予定表とかいう大型レイドボス
さらに月に一度、大型レイドボスが現れます。
その名は「月間行事予定表」
これをもらった瞬間、家庭内に緊張が走ります。
・個人懇談
・引き渡し訓練
・生活発表会
・保育参観
・謎の午前帰り
・なぜか平日に設定されるイベント
カレンダーがどんどん埋まっていく。
妻と会議が始まる。
ぼくの休み。妻の休み。子どもたち3人分の予定。
実家に頼れる日。頼れない日。
仕事を抜けられる可能性。
使えるものはすべて使う。
これはもう、家庭というより小さな作戦本部。
カレンダーを見ながら、
「この日は誰が行く?」
「ここは午前だけ?」
「え、これ日程かぶってない?」
「この日はもう詰んでない?」
みたいな会話が飛び交います。
3児家庭の月初はだいたい軍議状態。
もちろん、行事があるのはありがたいことです。
子どもたちが園や学校で元気に過ごしている。
先生たちが準備してくれている。
成長を見られる機会がある。
本当に幸せなことです。
でも、幸せとスケジュール調整の大変さは確かに存在します。
ここを疎かにすると、1か月苦しむことになるから手は抜けないのです。
◆名もなき作業で毎日は回っている
子育てって、派手な瞬間だけではありません。
運動会で走る姿を見る。
生活発表会で歌う姿を見る。
そういう場面はもちろん大事です。
でも、その裏側には大量の名もなき作業があります。
プリントを読む
予定をカレンダーに入れる
妻と休みを擦り合わせる
実家に連絡する
持ち物を確認する
名前を書く
おなまえスタンプを押す
印を押す
サインをする
朝、もう一度確認する
それでも忘れることがある。
にんげんだもの。(てるまにみつを)
家族の毎日はこういう小さな調整の上に成り立っています。
そうやって、子どもたちの日常はなんとか回っている。
すごく地味です。
でも、大事。
ぼくは完璧な父親ではありません。
プリントを見落とすこともある。
カレンダーに書いたのに忘れそうになることも、まあまあある。
水泳カードの印を押したか不安になって、朝から自分の記憶を疑うこともある。
それでもやる。
ぼくは今日も、家庭内ダンジョンを攻略します。
全てのパパママに幸あれ。
育児は、ダンジョンや。
終
てるまに
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ここにも同志の方が...!
カレンダー書き間違えはあるあるですねw
マメな人はアプリとかで一元管理されてるんでしょうね。これだけAIが進化してるのに、育児に関してはアナログのままなんですよねえ。
私も月初に来るこのダンジョンに、毎回勝てないです。
カレンダーに書いたつもりのが弟のだったり、そもそもカレンダー朝見ないから丸っと忘れたりします。私も「ダンジョン」と思っていたので同志を見つけました。よろしくお願いします。